理　念

幼少期より、広島市中区紙屋町の長崎ビル２階（道に面しない奥側）にある臼田法律事務所にて仕事に向かう父を見て育ちった私は、父の影響を強く受け、私も悩める人の人生に寄り添い共に悩みながらも紛争を解決し、社会に奉仕する仕事をしたいとの思いを強くし、法学の道へ進みました。

大学・大学院時代と受験時代は東京で過ごし、司法試験合格後は、高松での実 務修習、司法研修所での研修を経て、地元広島に戻り、父との仕事が始まりました。臼田法律事務所に入所してからの数年間、父とは、法律や税務、事件のことのみならず、人間の心理や生き方、弁護士、人としての在り方など、昼夜を問わず様々なことを話し、学びました。そこで学んだことは、私の進むべき道を照らしてくれる道しるべとなり、今もなお、弁護士としての取り組みのみならず生きる上での支柱となっています。

父が亡くなり、臼田法律事務所を引き継いだ今も、古き良き伝統を大切にしつつ、新しい時代への適応と模索を続け、基礎となる学術の研鑽に励み、揺るぎない信念の下、法の精神を世の中に浸透させる使命を全うしたいと考えています。